Hachi Note

Enjoy your Tokyo life.

京都旅行記-2日目 寒くて雨なのでやる気をなくす

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二日目から一人旅開始。
この日は終日小雨で寒くてホテルでも震えていた。堀川通アパホテルに泊まったのだが、ここはほんとにおすすめしない・・・。部屋に入ると例の女社長の自伝がこれ見よがしに置いてあったり、浴室でも冷蔵庫でもやたらとエコにご協力下さいを強調されたりするのはまだいい。部屋が暖房つかない仕様なのに毛布すら借りられないとか、狭くて汚い部屋で1万5千円も取られるとか・・・。4月の京都ならしょうがないとはいえ平常時でも6千円くらいするらしく、足元見てんなーと思った。
2年前に泊まった烏丸のHotel Montleyは素晴らしかった・・・まああちらの方がお高いけれど。

 寒くて天気も悪いので散策する気をなくし、この日はのんびりすることにした。四条のジュンク堂書店で読みたいと思っていた森瑤子の『情事』を探したけれど、この人の本は一冊も置いていないようだった。代わりに以前、楠木建氏がTwitterでツイツイしていた三島由紀夫『小説家の休暇』を買った。
四条烏丸PRONTO by JEUGIAがこじゃれていて面白かった。1階がプロントで、地下が雑貨屋さんになってるの。烏丸のチェーンのカフェはどこも広々して綺麗で好きだなあ。作業がはかどりそう。東京はとにかく人が・・・以下略。

昼ごはんはバーガーキングハンバーガー・ポテトセットを食べた。京都感ゼロだけどジャンキーなものが食べたかったのです。

ホテルに戻ってからはずっと本を読んだりテレビでBBCニュースを見たり、ノートにペンで日記を書いたりしていた。ひたすら内向的。暗い!BBCが映るのはアパさんグッジョブ。『小説家の休暇』は三島さんが主に芸術論を展開する内容なのだが日記形式なのが面白い。リオデジャネイロ(だったかな?)が舞台の映画を見に行ったのだが、お涙頂戴のシーンでことごとくあくびをして涙が出てしまい、隣の客から怪訝な目で見られた・・・というエピソードなど。そしてこの時代から七月も既に30度越えの暑さだったということもわかった。

夜、さすがにどこにも行かないのも勿体ないので京都駅周辺をぶらついて京都タワー横のスタバに入った。結局またそこでも本を読む。窓の外を行き交う人々をぼーっと眺める。アジア系外国人らしき中年の女性二人が安っぽい着物を着て歩いている。突然、一人だけが生垣に座ってもう一人を待ち始める。携帯もいじらず、ただつまらなそうというか不安そうな表情で。待つ人はいつでも弱者なんだなあ、とふと思った。

その後は大浴場でぼーっとお湯に浸かって温まってから眠った。

京都ではとても些細だが東京と違って面白いことがいくつかあった。まず京都の人はほとんど信号無視をしない。四条のアーケード街の短い横断歩道ですら、みんな行儀よく(のんびりと?)青になるのを待っている。これにはちょっと感動した。信号を待つことくらいで苛々している自分は一体何に追い立てられているのか。

そしてクレジットカードの暗証番号を客(私)が入力するとき、店員さんは手を翳して向こうから見えないようにしてくれる(東京でそんなことをされたことは一度もない)。デパートなんかの店員さんは言葉遣いなどが丁寧すぎるくらい丁寧で、恐怖すら感じた。言わされてんだろうなあと思ってしまう。
大丸のレジは「勘定場」と表記されている。
それから関係ないけどホテルの部屋の清掃人の苗字が私と完全に一緒で、最初なぜ私の名前が「この部屋は私が掃除しました」カードに書かれてあるのかわからなかった。

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旅行していて、東京での生活や人間関係から心身共に離れられたのはとてもよかった。そのためにわざわざ京都まで来たとも言える。そして京都に来ると元京大生のある人のことをよく思い出す。東京にいるときはほとんど忘れ去っているのに。彼とばったり河原町なんかで出くわしたらどうだろう、などと考える。そんなことは絶対に起こらないと知っている。